· 

『聖衣』


Last update:2017.02.02

 

聖骸布という言葉を初めて知る。書物のカラー写真を見せてくださり、話に現実味が加わる。

 

礼拝始まり合図の鐘の音、信徒信条などは、東美教会にはない礼拝プログラム。殊に鐘の音は、ざわついた心を落ち着かせる。オルガンの音も独特で素晴らしい。

窓の外は降りしきる雪。なのに丸い天窓からはやわらかな光が射し込む、美しい礼拝堂だった。

 

礼拝後、陣ちゃんセンセの教会から…とご紹介いただくと、一気に場が和むのを感じた。よく考えたら、雪の日の珍客に訝しく思われたのかもしれない。

 

オルガン奏者の方が、ヴォーリズが建てた礼拝堂だと教えてくださる。帰宅後調べたら、日本に初めてハモンドオルガンを紹介した人?

メッセージのみならず、いろいろと興味深いお話を聞けて感謝†

Message Memo

死体を包んだ亜麻布はイエスの復活の証拠。

聖衣=聖骸布:イタリアのカトリック教会が所有。顔のような模様がある。

 

布からわかること

  • いばらの冠をかぶせられていた(血痕)
  • 鞭打ちによる傷の血
  • 十字架をかついでいたような傷(手足に釘痕)
  • エルサレムの特殊な土が付着
  • 脇腹にも傷(槍で刺された)
  • 足を折られていない(通常は折られる)
  • 死者を葬るためのモツ薬
  • 腐敗の様子がない(短期間)

信用しなさい 希望を失うな(ローマ教皇)

本物であるかどうかわからないかもしれないが、伝えられてきた事実。見えないものを信じていく。


京都西田町教会 中川好幸 牧師

  • ヨハネによる福音書 20:1-10