Last update:2017.04.19
チネチッタ川崎オープンの1987年頃は、川崎で働いていたので、すれ違っていたかも?と思ってしまう。でもまだデビュー前で知らない頃だ。
ベン・ハーと言うと思い出すのが、高校時代、世界史の授業の一環として視聴覚室で観たこと。当然授業時間内では終わらないから、非常に不服だった。テストは悲惨な点数しか取れないほど苦手で、そういう私のような輩向けの授業だったのだろうと思う。補習代わりに、関連書籍をなんでも良いから読んで感想文を出すように…など、なんとか興味を持って欲しかったのだと思う。そんな先生の気持ちをわかっていながら、応えられなかった。
その時学校の図書館で借りて読んだのが、世界の宗教関連2冊だった。ということも実は忘れていて、卒業時に手渡された図書カードの貸し出し記録を見て驚いたものだ。むしろその驚きを今でも覚えているという皮肉。
今、学び直しの時が来ているのかもしれない。
Message Memo
受難週。
映画を見るのが趣味。
1987年チネチッタ川崎のこけら落としで、大好きなフェデリコフェリーニ全作品が上映されたのを見に行ったことも。
ベンハーリメイク版(2017)は新しい試み、原作に近づける。
復讐より愛と赦し。cf.1959年版
イエスの十字架:ゴルゴタの丘での出来事
自分の十字架も背負えないほど。
苦いぶどう酒・・・詩編69・詩編22からの引用
朝9時に処刑(マルコ)12~3時、3時間暗くなる。→旧約における3日間と重なる。
イエスが叫んだ言葉は詩編22を朗読しようとした?という解釈もあるが、義憤の言葉であろう。苦しみと絶望の中での叫び。
その身をもって、無様な、哀れな死で、死に方までこだわらなくて良いという、手本となっている!
義憤・絶望 → 出発点
一見すべての終わりに見えるが、その先に新たな命!(イースター)
東美教会 陣内大蔵 牧師
- マタイによる福音書 27:27-66